- Oリング・シール材の益岡産業
- 提案・解決事例
弁体の溝の寸法からバルブパッキンを設計・製造
お客様の業界
半導体メーカー
お客様の悩み
使用している弁体にOリングで封止しているが、暫く使用していると溝からOリングが捻じれ、パーティクル(ゴム、アルミ)が多くなる為、捻じれ難く又、弁体が本体と接触しない製品が欲しい。
提案商品
Magma350 スリットバルブパッキン タイプC(フッ素茶の素材を使用)
結果
要求されたパーティクルの数量が減り、採用となりました。
現行品よりコストダウンできるパッキンの材料選定
お客様の業界
半導体メーカー
お客様の悩み
ゲートバルブ開閉部(弁体)に使用するOリングで、現行品よりも延命効果が得られ、クリーン性が高く、コストダウンできる材料提案をしてほしい。
提案商品
Magma350 ゲートバルブパッキン(特許品)
提案内容
使用部位の状況や感触をヒアリングし、使用済み品よりシール状況、劣化状態などを確認しました。使用品の雰囲気や弊社のこれまでの実績から検討した結果、過剰スペックな材料を採用していると判断、「Magma350」材を提案しました。また現行品の劣化状況を分析し、劣化の原因となっているOリングの「捻じれ」「溝からの脱落」「メタルタッチ」などを防止できるような、特殊形状の異形パッキンを提案。成分データや同環境で採用となった実績データなども提示し、製品自体のコストも大幅に下げる事ができる旨を伝え、実機にて評価して頂けるよう提案しました。
結果
実機にて、現行品と同使用期間の3か月の評価を経て、採用が決定。
また延命効果も期待でき、価格的にも現行材よりも半値以下となり、非常に満足して頂きました。
小型MRI搬送時の衝撃吸収ユニットを設計・製造
お客様の業界
超電動製造メーカー
お客様の悩み
小型MRIの搬送時の衝撃吸収ユニットのクッションとして、今まではリキッド状電設補修材を硬化させた物を使用していた。衝撃吸収ユニットはトラックの荷台に据え付ける物で屋外に放置されており、クッションの劣化が激しく代替材の提案を求められた。
提案商品
ウレタン エステル系低硬度(7°)の衝撃吸収ユニット(ゴム成型品)
提案内容
正面からの衝撃以外に、左右からの擦れ等を考慮し、耐摩耗性も含め、ウレタン エステル系低硬度(7°)を提案しました。元々が電気設備用補修材として販売されている物ですが、硬いと衝撃を受けた際の機器への影響を考慮し、低硬度が必要でした。シリコン系低硬度品も評価しましたが、変形後の戻り性が悪く採用には至りませんでした。
結果
実機にて評価いただき、5基(60個)が採用されました。