取扱い商品 - 接着複合製品
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接着複合製品
商品のご紹介
水道用の補修弁に用いられる弁座で弁体と接する摺動ゴム部にフッ素樹脂(PTFE)を強固に接着した構造となっています。 この他の用途にも適当なゴム材料と樹脂とを加硫接着し複合材料化することで部品の一体化が図られ、作業性や部品管理の効率を向上させることができます。
特徴
弁座摺動部は、フッ素樹脂(PTFE)を覆うことにより
- 弁体との固着を防止する。
- 耐摩耗性が優れる。
- 摩擦抵抗が極めて小さい。
- ゴム弾性により永久歪が小さく、シールの安定化が図れる。
- 補強金具によって、変形・伸張を防止します。
等の特徴があります。又、日本水道規格JWWA B-126に適合しており衛生面でも安心です。
性能
摩擦抵抗値の評価
PTFEは極めて静・動摩擦抵抗が小さく、一般ゴムに比べ約1/30の抵抗値を指します。
静摩擦抵抗値 <単位:N> | 動摩擦抵抗値 <単位:N> | |
---|---|---|
PTFE | 0.05 | 0.02 |
NBR・CR | 1.0~1.5 0.5~0.8 | 0.5~0.8 |
上記測定値は、社内の静・動摩擦試験結果による。
接着力の評価
特殊接着技術により、界面剥離せず、ゴム破壊に至る接着強度を有します。
ニトリルゴム(NBR) | クロロプレンゴム(CR) | |
---|---|---|
PTFE剥離強さ | 7 N/mm | 7 N/mm |
破壊状態 | ゴム破壊なし・PTFE破断 | ゴム部100%破壊 |
(JIS K 6256 180度剥離試験に準ずる)
用途
- 水道用空気弁、消火栓等の点検・修理するためのバルブに用いる
- バルブ・ポンプ等摺動部品への応用